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2025.04.07

コラム

子どもの偏食は良くない?原因とやさしい向き合い方を解説

偏食

子どもがごはんの時間に好きなものしか食べない…。野菜や魚を頑なに拒否してしまう…。
そんな「偏食」に悩む親御さんは少なくありません。
この記事では、偏食がなぜ良くないとされるのか、そして焦らずにどう向き合っていけばよいかを、やさしく解説します。


偏食とは?子どもにありがちな食のこだわり

偏食とは、「特定の食べ物を極端に嫌がる、または食べない」状態をいいます。
子どもの場合、味覚や感覚の発達段階にあり、好き嫌いが強く出るのは珍しいことではありません。
以下のような傾向が見られる場合は、偏食の可能性があります。
・野菜を全く食べない
・柔らかいもの・ドロドロしたものが苦手
・初めての食べ物を拒否する
・好きな数種類のメニューしか食べたがらない


偏食が良くないと言われる3つの理由

1. 栄養バランスが偏る
特定の食材を避けることで、ビタミン、ミネラル、タンパク質などが不足しがちになります。成長期の子どもにとっては特に注意が必要です。


2. 食の経験が偏る
さまざまな味覚や食感に触れることで、味の好みや感性も育ちます。偏食が続くと「食べず嫌い」が固定化することも。


3. 集団生活でのストレスにつながる
給食や外食などで食べられるものが限られていると、本人がストレスを感じたり、自己肯定感が下がることもあります。


でも…無理に直す必要はない?

実は、子どもの偏食は成長とともに自然に改善されることが多いです。
次のような場合は、深刻に悩まなくても大丈夫。
・食べられる食品の数は少なくない
・元気に遊んでいて成長も順調
・苦手な食材も、見る・触ることはできる
大切なのは「食べることに前向きになれる心の土台」をつくることです。


子どもが偏食になる原因とは?

子どもが特定の食べ物を嫌がる背景には、さまざまな要因があります。

味覚の敏感さ ⇒ 苦味や酸味に敏感で、ピーマンやトマトが苦手に
食感の不快感 ⇒ ぐにゃぐにゃ・ぬるぬるが嫌(なす、キノコなど)
見た目や匂い ⇒ 食欲をそそられず「おいしくなさそう」と感じる
嫌な記憶 ⇒ 無理に食べさせられた経験がトラウマに
自己主張 ⇒ 「イヤって言いたい」自己表現の一環


偏食と向き合うやさしい接し方

無理に食べさせない
「一口だけ食べてみて」は、優しそうに見えてプレッシャーになります。見て、触って、においをかぐだけでも十分な“第一歩”です。


一緒に楽しむ
「これはおいしいね」と楽しそうに食べている姿を見せることで、興味を持ってくれることもあります。


一緒に料理をする
子どもが自分で作った料理には興味を示しやすいもの。混ぜる、盛り付けるなど簡単な工程から始めてみましょう。


好きな味にアレンジ
チーズ、カレー、ケチャップなど、好きな味で苦手な食材をカバーするのも効果的です。


少しでも成功したら褒める
「ちょっと舐められた」「少し口に入れられた」だけでも、大きな進歩。小さな成功体験を積み重ねることが大切です。


どんなときに相談すべき?

以下のような状態が長く続く場合は、小児科や栄養士への相談もおすすめです。
・食べられる食品が極端に少ない
・体重や身長の伸びが止まっている
・疲れやすい・元気がない様子がある
・食事そのものを強く嫌がる


偏食は「悪」じゃない。子どものペースで育てていこう

偏食は、感覚の敏感さや発達段階によるもので、成長に伴って自然と改善されるケースが多いです。
親としては「ちゃんと食べてほしい」という思いがありますが、まずは子どもが「食に安心感を持てるように」なることを優先してあげましょう。
焦らず、怒らず、笑顔で食卓を囲むこと。それが偏食克服の第一歩です🍽️


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