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2025.09.03
コラム時計台って、なんでこんなに小さいの?
〜札幌市民でも意外と知らない、時計台の本当の姿〜
✅いつものあの建物、ちゃんと見たことある?
札幌市民なら、一度は目にしているはずの「時計台」。
でも、意外と“ちゃんと”見たことって、ありますか?
「観光客ばっかり写真撮ってるよね」
「思ったより小さくてがっかりした記憶しかない」
…そんな声、よく聞きます。
実は、あの時計台の“がっかり感”には理由があるんです。
そして、その理由を知ればきっと、見え方がちょっと変わるかもしれません。
🕰️時計台が「がっかり」と言われるワケ
札幌時計台は、日本三大がっかり名所の一つとも言われています。
理由はシンプル。「思ったより小さい」「街の中で目立たない」。
札幌駅から歩いて10分。高層ビルに囲まれた中に、ポツンとある木造の建物。
観光パンフレットで見たイメージと、目の前にある実物のギャップに、つい拍子抜けしてしまう…そんな経験、地元民でもあるのではないでしょうか?
でも、その“小ささ”こそが、時計台の歴史のカギなんです。
📚本当は演武場だった?時計台のルーツとは
実はこの建物、元々は時計塔ではありませんでした。
1878年、札幌農学校(現在の北海道大学)の「演武場」として建てられたのが始まりです。
演武場とは、学生たちが軍事訓練や式典などを行うための屋内施設。
つまり、体育館のような役割ですね。
その建物に後から「時計塔」が取り付けられ、“時計台”という通称が定着していったのです。
🏫札幌農学校と開拓使の関係
札幌農学校は、北海道開拓を目的に作られた学校。
初代教頭のクラーク博士の「Boys, be ambitious」はあまりにも有名ですよね。
時計台は、そんな札幌農学校の教育理念と、開拓時代の象徴でもあります。
つまり、“小さな木造の建物”は、開拓の記憶そのものなんです。
🏙️なぜ市民にとって「特別な存在」なのか
市民にとって、時計台はただの観光名所ではありません。
・小学校の社会見学で訪れた
・成人式で前を通った
・街の待ち合わせ場所にしていた
…など、誰もが何かしらの“札幌の記憶”とつながっている場所。
だからこそ、がっかりすると言いつつも、つい何度も足を運んでしまうのかもしれません。
🎓学校行事、成人式、街の記憶に刻まれた時計台
実際に、札幌市内の多くの小学校では、社会科見学で時計台を訪れます。
成人式の写真を、時計台の前で撮るという家族も多いです。
それは、小さくても札幌の“シンボル”であることには変わりない証拠です。
💬“がっかり”が“誇り”になる日常の風景
「がっかり」と言われることがあるけれど、
それでも札幌市民にとって、時計台は「そこにあるのが当たり前」の存在。
派手ではないけれど、静かに札幌の街を見守ってきた“記憶の建物”です。
観光客だけじゃなく、私たち市民こそが、もっと時計台のことを語ってもいいのかもしれませんね。
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