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2025.02.05

コラム

子どもに水泳はおすすめ?運動が苦手な子にも向いている理由と始め方

水泳する子供

「うちの子、運動が苦手だけど水泳は大丈夫かな?」と悩む親御さんも多いでしょう。水泳は全身運動でありながら、関節に負担が少なく、運動が苦手な子でも取り組みやすいスポーツです。
この記事では、水泳が子どもにとってどのように良い影響を与えるのか、また運動が苦手な子でも無理なく始められる方法について詳しく解説します。


水泳が子どもに良い6つの理由

1. 体全体をバランスよく鍛えられる
水の中では、腕・足・体幹など全身を使って動くため、バランスよく筋力がつきます。さらに、浮力の影響で関節や筋肉への負担が少ないため、無理なく運動ができます。
特に、成長期の子どもは骨や関節が未発達なので、ケガをしにくい運動を選ぶことが大切です。その点、水泳は体に優しいスポーツといえます。


2. 運動が苦手な子でも取り組みやすい
陸上での運動は、走る・跳ぶ・ボールを扱うといった動作が求められますが、水泳では基本的に「水に浮く」「バタ足をする」といった動きが中心になります。
また、以下のような理由で運動が苦手な子にも向いています。
・水の中では体が軽く感じられるため、動きやすい。
・球技や陸上競技のようにチームプレーが必要ないので、マイペースに練習できる。
・いきなり泳ぐ必要はなく、水に慣れることから始められる。
「走るのは遅いけど、水の中なら動きやすい!」と感じる子も多いのです。


3. 持久力や呼吸のコントロールが鍛えられる
水泳は、心肺機能を高めるのに適した有酸素運動です。泳ぐことで持久力がつき、呼吸をコントロールする力も養われます。
水の中では息を止めたり、吐いたりしながら動く必要があるため、呼吸の仕方が自然と上達します。これは、日常生活の体力向上にもつながります。


4. ケガのリスクが低い
水の中では転ぶ心配がないため、陸上スポーツよりもケガのリスクが低いです。また、浮力があることで膝や足首への負担も少なく、関節を傷めるリスクも軽減されます。
運動が苦手な子どもは、走ったり跳んだりする際にバランスを崩しやすいことがありますが、水泳なら安全に体を鍛えられます。


5. 「できた!」の成功体験を積みやすい
水泳は少しずつ上達しやすいスポーツなので、運動が苦手な子でも「できた!」という達成感を味わいやすいです。
たとえば…
・「今日は顔を水につけられた!」
・「バタ足で5メートル進めた!」
・「1回だけクロールの手を回せた!」
このように、小さなステップを積み重ねることで自信をつけることができます。「運動は苦手だけど、水泳ならできるかも!」と思えれば、スポーツへの苦手意識も和らぎます。


6. いざというときの生存スキルになる
水泳は、もしもの時に役立つ大切なスキルでもあります。万が一、水辺で危険な状況になった際、自分の身を守ることができる可能性が高まります。
特に、日本は川や海に囲まれた環境が多いため、基本的な水泳能力を身につけておくことはとても重要です。


水泳を始めるときのポイント

✅ 無理をさせず、楽しく始める
「泳ぐこと」が目標ではなく、「水に慣れること」を目標にすると、子どもが楽しみながら取り組めます。いきなり泳ごうとせず、まずは水遊びから始めると良いでしょう。
おすすめのステップ:
1.お風呂で顔をつける練習をする
2.シャワーで頭から水をかけることに慣れる
3.プールで水に浮いてみる
4.ビート板を使ってバタ足に挑戦
焦らず、子どものペースに合わせることが大切です。


✅ スイミングスクールを活用する
自己流で泳ぎを覚えようとすると、正しいフォームが身につかず、うまく進めないこともあります。スイミングスクールでは、専門のコーチが子どものレベルに合わせた指導をしてくれるため、安心して練習できます。
また、グループレッスンなら友達と一緒に学ぶことで、「みんなと一緒なら楽しい!」と感じやすくなります。


✅ 水への恐怖心がある場合はゆっくり慣らす
水が怖い子どもには、無理に泳がせるのではなく、少しずつ水に親しむ機会を作りましょう。
・親子で一緒にプールに入る
・浅い場所で水に慣れる
・お風呂で水をかける遊びをする
楽しく水と触れ合う経験を積むことで、恐怖心がなくなっていきます。


水泳は運動が苦手な子にもぴったり!

水泳は、運動が苦手な子どもでも楽しみながら取り組めるスポーツです。体全体を鍛えられ、持久力が向上し、ケガのリスクも低いため、成長期の子にも最適です。
最初は水遊びから始めて、徐々に水に慣れていけばOK!スイミングスクールを活用するのもおすすめです。無理なく楽しく、水泳を取り入れてみましょう! 😊