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2025.05.05
コラム成績アップより大事?“学ぶ力”を育てる家庭習慣
はじめに:点数だけが「学び」じゃない!
「テストの点が気になる」「宿題をちゃんとやってほしい」――。
親としては当然の願いですが、もっと大切なのは、“自ら学ぼうとする力”=学ぶ力(学習習慣・意欲・姿勢)です。
これがあると、どんな教科にも前向きに取り組めるようになります✨
今回は、成績アップだけにとらわれず、家庭で育てられる“学ぶ力”の土台について、親子でできる習慣をご紹介します!
「できた!」を増やす日常の関わり🙌
子どもが「できた!」と感じる体験は、学ぶ意欲の原動力。
そのためには、日常の中で小さな成功体験を認めてあげることがとても大切です。
✅例:「連絡帳、自分で書けたね」「昨日より字がきれい!」
✅ポイント:「結果」より「プロセス」をほめる✨
この積み重ねが、「やればできるかも」→「やってみよう」という前向きな気持ちを育てます。
親の一言で“学びの意味”が変わる🗣️
「勉強しなさい」と言われても、子どもにはピンとこないもの。
でも言葉を少し変えるだけで、学ぶことの目的や意味が伝わりやすくなります。
❌「テストでいい点とってね」
⭕「○○を知ってると、将来○○に役立つよ」
⭕「知らないことを知るって、ちょっと面白くない?」
こうした声かけは、「勉強=つまらない」ではなく、「学ぶ=世界が広がる」という感覚につながります。
質問をする・考える習慣をつける💡
学ぶ力とは、ただ知識を詰め込むことではなく、疑問を持ち、自分で考え、調べる力でもあります。
家庭で「なぜ?」「どうして?」を歓迎する雰囲気をつくりましょう。
👦「なぜ月は夜にしか見えないの?」
👩👦「一緒に調べてみようか!」
子どもが投げかけた素朴な疑問に、親も一緒に考える姿勢を見せることで、好奇心を伸ばすことができます。
「結果よりプロセス重視」の声かけ📈
テストの点数や順位だけに注目すると、子どもは間違いを恐れるようになってしまいます。
それよりも「どう考えたか」「どこが難しかったか」に注目してあげることが大切です。
✅「この問題、どうやって解いたの?」
✅「前より早く終わったね!」
✅「ちゃんと自分で見直してえらいね」
こうした声かけが、「考えること」「工夫すること」への意識を育ててくれます。
学びを“生活にリンクさせる”🧺📊📐
日常の中にも、学びの種はたくさんあります。
たとえば、料理で計量をしたり、お出かけで地図を見たり、お金の使い方を一緒に考えたり。
こうした体験を通じて、「勉強って生活とつながってる!」という感覚が育ちます。
🍳「このケーキ、半分こすると1人何グラム?」
🛒「予算1000円で夕食のおかずを考えてみよう」
これが、“知識の使い方”を学ぶきっかけになります。
おわりに:学びは一生のパートナー
“学ぶ力”は、テストの点数以上に大切な力です。
親が日常の中で「できたね」「なんでだろうね」「一緒にやってみよう」と声をかけるだけで、子どもは学びに前向きになります。
焦らず、比べず、家庭のペースで“学ぶ楽しさ”を育てていきましょう🌱
今日から少しずつで大丈夫です。あなたの関わりが、子どもの未来を支えています😊