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2025.09.03
コラム札幌市中央区の歴史と文化
〜開拓の原点から未来へつなぐ、“札幌の中心”の物語〜
札幌市中央区——それは、札幌の「歴史が始まった場所」であり、文化が今なお息づくエリア。時計台、赤レンガ庁舎、豊平館…有名な観光地が集中する一方で、路地裏には昔ながらの銭湯や商店街があり、人々の“生活の記憶”が今も重ねられています。
この記事では、中央区の誕生から現在までの歴史・文化的背景を、札幌市民の目線で丁寧にご紹介します。
観光客向けではない、私たちの「まちの物語」を歩いてみましょう。
🏗️ 開拓使の時代——「札幌の歴史は中央区から始まった」
1870年代、明治政府は北海道の本格的な開拓に乗り出しました。その際、開拓の本部として設置されたのが「開拓使本庁」。
その跡地に建てられたのが、今も残る北海道庁旧本庁舎(通称:赤レンガ庁舎)です。
📌 赤レンガ庁舎の豆知識:
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1888年竣工(アメリカ風ネオ・バロック様式)
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当初は道庁本庁として使用され、戦後も長く現役
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現在は改修中(2026年リニューアル予定)🧱
札幌という都市は、「防災・風通し・効率性」を重視して、碁盤の目状の区画を持つ都市計画で始まりました。その中心が、まさに現在の中央区なのです。
🕰️ 「札幌時計台」とクラーク博士の残したもの
札幌の象徴とも言える札幌時計台(1878年竣工)は、もともと札幌農学校の演武場として建てられました。
札幌農学校の初代教頭として招かれたのが、有名なクラーク博士です。
「Boys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」という言葉は、今や札幌の文化的アイデンティティの一部。
中央区には、教育・理想・開拓精神という“街の根”が今も息づいているのです。
🧱 洋と和が混ざる、歴史建築たち
中央区には、開拓期から戦前・戦後にかけての貴重な歴史的建築が多く残っています。
■ 豊平館(中島公園内)
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明治13年、政府の迎賓施設として建築
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明治天皇の札幌行幸時に使用された洋館
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白と水色の外観が目を引く美しい木造建築🏛️
■ 三吉神社・札幌護国神社
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地域に根ざした信仰の場として、今も祭りや神事が行われている⛩️
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明治期の札幌に暮らした人々の精神文化が残るスポット
このように、西洋文化と日本文化が交差しながら、独自の「札幌スタイル」が形成されてきたのが中央区の特徴です。
🎭 芸術と表現の中心地へ
札幌の「文化」は、行政や歴史建築だけではありません。
中央区は、札幌のアート・音楽・演劇の発信地でもあります。
■ 札幌市民交流プラザ・hitaru(北1西1)
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オペラ、クラシック、演劇などの公演を定期開催
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市民向けのワークショップやアート展示も豊富🎨
■ 狸小路のライブハウス・小劇場
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地下に広がる小劇場文化(演劇シーズン、劇団イナダ組 など)
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地元ミュージシャンが育つ場所としても注目🎷
中央区には「観る文化」だけでなく、「つくる文化」「発信する文化」も根づいています。
🛍️ 地元とともに生きる商店街文化
観光地として知られる狸小路商店街も、地元に支えられてきた“市民の商店街”でした。
かつては戦後の闇市からスタートし、徐々に店舗が整備され、札幌で一番古い商店街として現在も営業を続けています。
また、二条市場や西11丁目商店街、南1西地区の老舗商店など、小さな商圏も中央区には点在。
商業の街でありながら、人の温かさが感じられる空間が残っているのもこの街の魅力です🛒
🍜 「食」の札幌文化もここから生まれた
味噌ラーメン、スープカレー、ジンギスカン——
これら“札幌グルメ”のルーツも、多くは中央区にあります。
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味噌ラーメンの発祥「味の三平」(大丸藤井セントラル内)
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スープカレーの元祖「マジックスパイス」も初期は中央区内
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昭和レトロな喫茶店「宮越屋珈琲」「ミンガス」「ろいず珈琲館」など☕
中央区で味わう札幌グルメは、単なる食事ではなく“文化としての食”なのです。
🚶♀️ 街の暮らしに溶け込む“生活の歴史”
中央区は観光と歴史だけでなく、しっかりと「生活の街」でもあります。
■ 西線・桑園・山鼻エリア
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古くからの住宅街・公営住宅・団地文化
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地域の町内会行事、盆踊り、子ども相撲などの伝統行事🏮
■ 銭湯・町内のお菓子屋・個人商店
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古くからの「まちの銭湯」が今もいくつか残る(たとえば『ふくの湯』など)
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地元の人だけが知る、昔ながらの“日常の風景”
こうしたスポットは観光マップには載っていませんが、札幌らしい文化を最もよく表しています。
✨ 中央区は「札幌そのもの」
札幌市中央区には、開拓の記憶と文化の未来が同時に存在しています。
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🏛️ 赤レンガや時計台に代表される“歴史”
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🎭 アートや演劇が集まる“文化”
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🏘️ 市民が暮らしを営む“生活”
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🍜 味噌ラーメンやスープカレーの“食文化”
中央区を歩くことは、札幌という都市の成り立ちと、人々の暮らしの積み重ねを感じることそのものです。
次に大通や狸小路を通るとき、少しだけ立ち止まって、建物の上を見てみてください。そこに、あなたの知らない札幌の「もうひとつの顔」があるかもしれません。
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